ピッチングフォームに正解はあるのか?
こんばんは。
花粉がマシになってきました!
tsu4shiです。
今日の阪神タイガース VS DeNA横浜ベイスターズは
阪神先発の藤浪投手が頑張っていましたね!
WBCを終えシーズンが始まってうまく調子が上がらなかったので、もしかすると
イップス気味なのではないかと心配しましたが、安心しました。
エースというには、まだ遠いですが、頑張ってほしいです!
今日はピッチングフォームについて書きたいと思います。
いきなりですが、どういうフォームがいいと思いますか?
①見た目きれいでお手本のようなフォーム
②見た目は汚いがタイミングが安定したフォーム
③肘が下がっているが、球が速いフォーム
どうでしょうか?
正解はありません。
では、なぜ正解はないのでしょうか。
考察して行きたいと思います。
①見た目きれいでお手本のようなフォーム
まず気づいて頂きたいのが”お手本のようなフォーム”です。
”お手本=みんな知っている”ということが推測できます。
”みんなが知っている=タイミングをとりやすい”
すなわち、打たれやすいということです。
②見た目は汚いがタイミングが安定したフォーム
”見た目は汚い=独特”という特徴をもっています。
さらには”タイミングが安定している”というおまけ付きです。
これは変則的なフォームということです。
”自分にあった投げ方をしている”
”教科書にとらわれない”
しかし、投げるタイミングが一定ということは、打者はタイミングを合わせやすいという事を忘れてはいけません。
③肘が下がっているが、球が速いフォーム
”肘が下がっている=故障しやすい”
”故障しやすいが球が速い”
選手生命は短くなるのは確実です。
ざっくりと例をあげましたが、メリット、デメリットがあります。
ピッチングフォームというのは、このメリットとデメリットをどれだけ近づかせるかがポイントだと思います。あとは少しの工夫です。
私から言いたいことはただ一つ
『ケガ、故障、無理のないピッチングフォーム作り』です。
ケガさえしなければ、故障さえしなければと嘆いている選手を数多く見てきました。
タラレバ男子ではないですが、
まずは後悔のない野球人生を送るということが絶対条件です。
自分の身体と向き合ってフォームを作ることが大切です。
①股関節の動き方で自分が得意な方はどちらか
②体重移動がうまくできないから歩幅を短くする
③肘が下がるならいっそサイドスローにして、肘と肩のギリギリのラインで投げよう
など、向き合い方や工夫はいろいろあります。
自分だけのフォームを目指すのが一番ですが、自分の身体と似たプロ野球選手を探し、フォームを真似するのもいいと思います。
今日はここまで。